山の会に入ってよかったこと、残念だったこと Part1

山の会に入ってよかったこと、残念だったことを実際のメンバーに取材してみました。入会前は、山の会はどんなところかよくわからないため、「入会」はとてもハードルが高いと思います。入会するとどんないいことがあるのか、具体的に紹介します。残念なことも包み隠さず、書いてみます。

  • いいこと1:一緒に山にいく仲間ができる

やはり一番はこれでしょう。仲間がいた方が、万が一事故発生や道迷いの場合のリスクが大きく下がります。苦しい長い登り坂も仲間がいると不思議とがんばれるものです。

  • いいこと2:下山を待っている人がいる

山へ行くときは必ず計画書をつくり、下山報告先を会のメンバーに依頼します。下山予定時刻を過ぎても連絡がない場合は、遭難対策の対応がとられます。万が一、ソロで遭難した場合を考えてみます。山のことを知らない家族が初動対応をするより、山のことをよく知っている仲間が対処したが、ずっと適切な対応ができます。

  • いいこと3:共用装備を使うことができる

山の道具はたくさんあります。自分で買わなくても会のテントやコンロ、ピッケルなどを借りることができます。いくつか試して自分で購入すれば失敗しらずです。

  • 残念なこと1:当たり前ですが、会費がかかること!

参加には年会費がかかります。この費用は共同装備の購入や、例会に講師を招いた場合の講師料、会員向け広報誌の発行などに使われます。使い道は、総会を開いてみんなで相談して決めます。

  • 残念なこと2:いきたい山の山行企画がない!

なかなか行きたい山の計画がないこともあります。その場合は、自分で企画するしかありません。悩むときは、計画時に経験豊富な仲間に相談することもできます。

■60代男性(入会5年目)の声

〇いいこと:自分のレベルにあったいろんな山に行けます。
雪・岩・沢等の本格的登山から、軽ハイキングまでいろんなレベルの山行が毎月多数企画されます。
意外と知らない山も多く、経験豊富なリーダーがつくので安全・安心です。

〇残念なこと:巾広い年齢層を求めます。
高齢化社会を受け気力・体力は充実しているもののジジババと言われる方々が多くなっています。
仕事や家庭で忙しい中年・若者の方々も”気分転換””リフレッシュ”を目的に是非山の自然に触れあいましょう。

■60代女性(入会30年目)の声

〇いいこと:登山に関する事を教えたり教わったり、共に学ぶ仲間ができたこと。
一人では自信がない山行も、信頼する仲間と行くことで実現したこと。
会に所属していることで、山でもしもの時の安心感があること。
登山で達成感や爽快感を味わえたことで、多少なりとも、自信がついたり、些細なことを気にしなくなってきたこと。

〇残念なこと:会員の高齢化が進み、新たな会員特に若い方の入会が非常に少なく、会の若返りがなかなか進まないこと。ただし現在60~70歳代の仲間たちは、非常に活躍されています。体力は相当なものです。

沢山書いて頂いたので、こちらの記事(山の会に入ってよかったこと、残念だったこと Part2)に詳しく掲載します。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です