2022.10.29 四ッ又山・鹿岳
四ッ又山・鹿岳山行報告
日 程:2022年10月29日(土)
メンバー:渡邉み(L)、桑村、今堀、吉岡、松平、矢沢(記)
行 程:下仁田駅8:45集合、タクシー→大久保・四ッ又山登山口9:25スタート…10:00天狗峠10:07…10:30四ッ又山11:00…11:35マメガタ峠(昼食)12:00…12:45鹿岳(一ノ岳)13:15…13:35鹿岳(二ノ岳)14:07…14:25木々岩分岐14:30…15:30木々岩峠登山口、タクシー→下仁田駅
私にとって西上州に行くのも山に登るのも初めて、一度行きたいと思い美知子さんに登りやすい西上州の山をとお願いしました。ハイグレードハイキング入門⁈だが、持ち物リストには、スリングにカラビナ⁇果たしてどんな山だったでしょうか。
それぞれ新幹線や上越線にて高崎へ。上信電鉄改札口で合流し、お得な「一日フリー乗車券」を購入、可愛らしい上信電鉄で下仁田駅へ。予約していたタクシーで大久保登山口へ。タクシーの運転手さんが荒船山風穴やお蚕さん、富岡製糸場の話をしてくださいました。
いよいよ四ッ又山登山口から出発。まだ日影で寒い杉林の急登を「アキレス腱が伸びるね」などと言いながら歩き、やっと明るい天狗峠に着きました。大天狗の石碑と子天狗像に励まされながら、急登、急登と登り四ッ又山山頂(899mP1)に着く。
P4まで4つのピークがあり、それぞれ石像や祠があった。頬っぺたはふっくらと体もぽっちゃり?した像があるなど、宗教登山の山とのことですが、そこに祀られている石像はどこか愛嬌があって親しみの湧くものでした。カシューナッツを二つ突き立てたような鹿岳(1012m)も見えたがそれは随分遠くに思えました。四ッ又山からロープのある急坂を下りマメガタ峠は、日当たりの良い開けた峠で昼食、しばしのんびりとしました。
目の前には、鹿岳への急坂が待っています。鹿岳一ノ岳、二ノ岳が近づくと岩場を前にどこを登るの?と思うと細いトラバースがあったり、ロープ、ロープ、はしご、はしごまたロープとなかなかのものでした。スタスタと前を行く綾乃さんをひたすら離れ過ぎないように追うのが精一杯でした。
二ノ岳からは、遠くに浅間山、荒船山、妙義山がくっきりと見え、来た方を振り返ると4つのピークの四ッ又山が下に見えていました。
下山路は、一ノ岳と二ノ岳のコルから鹿岳登山口へ下ることもできるが、今回は「高原下降点」(木々岩峠分岐)からプチバリエーションルートを下りました。
沢筋に降りたが、道が分かりにくく急坂と足場も崩れやすく、尾根に出て行くことにする。だいぶ下った所で沢沿いの作業道と合流することができ、木々岩峠登山口へ下山することができました。
下降点の見極め、現在地や道筋が不確かになった時、地図読みは勿論GPSで見ていても、それだけに頼ったら道を誤ってしまう事、やはり地図、GPS、そして自分達の目で山を見ることが大切だと知りました。西上州の山としては簡単な山とのことで、ベテランの方々は筋肉痛にもならないようでしたが、久々の筋肉痛を含め私には結構きつい山となりました。標高は高くないが西上州の山々の美しさと険しさ、岩場での紅葉が印象に残った山行でした。
下仁田駅では、僅かな待ち時間で下仁田ネギ1束を購入し分け合いました。(ねぎは雪が降るごとに太さと甘味を増すとのこと)最後は高崎駅前の居酒屋でお疲れ様の乾杯で締めくくりましたが、普段とちょっと違う先輩と美味しいお料理に集中し写真撮り忘れました。