2022.10.22 丹波大菩薩道

丹波大菩薩道

〇日時 10月22日(土) 晴れ
〇参加 三戸(L・記)・牛嶋(SL)・加藤・矢沢・渡辺(綺)・堤・渋谷・今岡・松下
〇行程 8:10甲斐大和~小屋平バス停~石丸峠~大菩薩峠~フルコンパ~ノーメダワ~追分~
藤タワ~17:20丹波バス停~奥多摩駅

本山行は紅葉を求めながら、秋空に浮かぶ富士山と開放的な笹原が拡がる石丸峠から大菩薩峠までの前半コースと、それとは趣を全く異にする大菩薩峠から丹波村までの旧青梅裏街道を秋の気配を満喫しながら歩く後半コースとに分かれている。
まずは、甲斐大和駅から大菩薩嶺を目指すハイカーでにぎわう超満員のバスにて終点ひとつ手前の小屋平バス停(石丸峠入口)に降り立つ。準備を整え、体を慣らしつつ最初は少々きつい登り口から一歩一歩足を運んでいく。やがて開けた林道に出て見渡すと紅葉の合間に雄大な富士山の姿が目に飛び込んでくる。
歓声とともに一呼吸いれ、再び石丸峠までの急登に挑み、出発の小屋平から1時間半ほどで笹原に覆われた石丸峠に到着する。
広大な笹原の向こう南方に三つ峠、その右奥に富士山がドッシリと構え、さらに眼を右に向けると南アルプスの峰々が清々しい秋の青空の下、雲海に浮かんでいる。180度の展望を楽しんだのち、熊沢山への急登に取り組む。熊沢山頂上から下りは岩のゴロゴロした山道で慎重に足を運び
ながら、大菩薩峠に到着する。定番となっている大菩薩峠の標識柱を囲んで集合写真をとり、11時半に前半戦を終わる。

ここから後半戦として約6時間かけ標高差2200ⅿ、距離14㎞の長~い、長~い丹波道をひたすら下っていく。全体に山道は整備されており落ち葉のクッションで足元柔らかく非常に歩きやすいが、兎に角長~い。大菩薩峠から1時間ほど降りフルコンパに到着、ここからは北方に雲取山、飛龍山など奥多摩の山々が見え、美しい景観をおかずに昼食を摂る。
そこからノーメダワ、追分、藤ダワと稜線を下っていくが、途中真っ赤な紅葉、黄に色づいた葉などベースの緑色と入り交じった秋模様は、疲れた体にホッと癒しを与えてくれる。藤ダワから貝沢コースにて丹波村を目指すが既に16時となっており、秋の日暮れは早く樹下では薄暗くなってきている。何時でもヘッドランプを装着できるよう準備し、慎重に足元に集中しながら漸く17時半、丹波山温泉に到着となった。当初入浴・夕食の甘い予定であったが18時20分最終バスに間に合うよう温泉前ベンチでの時間待ちとなり奥多摩駅より新宿への直帰行となった。既に21時を廻っていたが必然的に欠かせぬ反省会を品川にて男性のみで取り行い、全員の健闘を称えあい無事、山行終了となった。

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