2022.9.29~10.1 紅葉の大朝日岳

紅葉の大朝日岳(1871m)

日 程:2022年9月29日(木)~10月1日(土)
参加者:L吉岡・SL長谷川・堤・松平・蔦・桑村・渡邊(み)・金子
行 程
1日目(9月29日):古寺案内センター駐車場11:25~畑場峰12:57~鳥原小屋分岐14:3鳥原小屋14:55(3:30 4.4㎞ ゆっくりペース)

昨年、朝日連峰縦走が3日目の天候悪化のため竜門岳で断念して、竜門岳~大朝日岳~朝日鉱泉を残してしまい、改めて紅葉の大朝日岳をめざしました。大沢からタクシーで1時間あまり、古寺駐車場に到着。古寺鉱泉は、2019年古寺案内センターに変わり大朝日岳への最短ルートの玄関口になっていました。平日にもかかわらず天気も良いためか駐車場はほぼ満杯状態でした。

早朝、東京を出たためここで軽く食事をとり、1日目の宿泊予定の鳥原小屋を目指して出発、川沿いの林道を数分歩きいきなり尾根の登山道に入る。ブナやコナラの樹林帯の中の急尾根を堤さんを先頭にゆっくりと登る。なにせ、今晩の鳥原小屋での夕食材料を抱えているため、一泊小屋泊りにしては、皆のリュックが大きい。

1時間ほどで緩やかな登りとなり、畑場峰の分岐が近くなるころには彩り始めた灌木の尾根道から小朝日岳が望まれる。登山道は灌木を抜けると草紅葉に変わり始めた湿原が現れる。湿原の中の木道を鳥原山への分岐を通り過ぎ、木立の中の鳥原小屋へ向かう。

赤い鳥居を抜けて鳥原小屋に到着。小屋に並んで朝日嶽神社が建っていた。例年、山開きの神事がここで行われるとのこと。

私たち8名は、2Fに上がる。夕食の支度を始めると、やはり、来客・・・11人のツアー団体と添乗及び案内の人たちが到着した。因みに小屋の定数は40名(?)夕食は、豚汁・オリジナルサラダにご飯。ご飯は、翌日の昼食にも変身した。
空は、満天の星空。明日も登山日和を約束していた。1Fが静かになったころ私たちも眠りについた。(記・蔦)

2日目(9月30日):鳥原小屋→鳥原山→小朝日岳→大朝日岳→中ツル尾根→朝日鉱泉
(渡邉み記)
AM4:00起床 朝食担当の堤さんが仕込んでおいてくれたおうどんを頂き、避難小屋の清掃を済ませ5:30いざ出発!本日は長谷川さんがトップを行く。その後ろにはご意見番の堤さん。堤さんにスピードなどの調整をして頂く目論見だ。お天気も問題なし。素晴らしい一日になる予感だ。気温は高めだが気持ちの良い空気の中を快調に進む。そろそろ鳥原山に到着してもよいのでは・・・やってしまいました。もう通り過ぎていました。
7:45 小朝日岳到着。ほぼコースタイム。360度のパノラマが素晴らしい。もちろん南西には今から向かう大朝日岳がでーんと構えている。大朝日岳に向かう稜線をのんびり歩く。振り返れば今下りてきた小朝日岳の紅葉真っ盛りではないが少しずつ色づいている様子が美しい。途中、銀玉水という水場で冷たいお水を補給し一休み。(金玉水という水場も西朝日岳に向かうとあります)

10:00大朝日小屋到着。小屋番さんと雑談。見上げると山頂へ向かう人、下りてくる人結構な人数だ。ツアーの団体さんもいる。
ウィークデイなのにさすが人気の山だ。

10:30大朝日岳山頂到着!大パノラマに同定が始まる。何処が飯豊?鳥海?月山?蔵王?そこの変わった山は?ずーっと見ていても飽きないな。

充分に山頂を味わった後は、本日の裏メインイベントともいえる中ツル尾根のくだりに入る。1870mから一気に二俣650mまで下る。そのあとは沢沿いをひたすら歩く。

吊り橋4ケあり、4つ目を渡れば朝日鉱泉にたどり着くのだが、その沢沿いがとにかく長い。沢底へおり渡渉。そして登り返す。その繰り返しが続く。やっと4つ目の吊り橋を渡り林道へ。目の前には朝日鉱泉。
とはいってもまだ九十九折の斜面を230歩登らなければならない。

16:20朝日鉱泉到着。ビール、そしてお風呂につかり労をねぎらう。美味しい夕食を頂き、本日歩いた行程を振り返り就寝。

3日目(10月1日) 9:00朝日鉱泉タクシーにて左沢駅→山形駅→東京駅

本日は帰るのみ。山形駅でお土産やお弁当など買い込み新幹線乗車。これで昨年からの朝日連峰縦走が完結した。昨年に引き続きリーダーを務めてくださった綾乃さんに感謝。(渡邉み)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です