2022.6.12 三ッ峠山(アツモリソウ保護活動報告)

三ッ峠山(アツモリソウ保護活動報告)

都連盟・女性ネットワーク主催
日時:2022年6月12日(日)
参加者:L堤、金子、波田野(亜)、波田野(璃)、関山、牛島、今堀(記録)(計7名)
タイム:三ッ峠登山口10:30スタート・・・12:00三ッ峠山荘(昼食)・・・13:15三つ峠山頂・・・10:30九鬼山・・・13:30~15:00アツモリソウ観察、草取り作業・・・16:10三つ峠登山口

去年に引き続き都連盟女性ネットワークが主催する三つ峠のアツモリソウ保護山行が開催され、今年は総勢22名、当会からは7名が参加しました。若い人の参加が多いわね、と他の会の方々からうらやましがられました。前日の天気予報は雨、小雨決行のためレインコートを着る覚悟で、行きましたが、雨が降るどころか、朝は多かった雲がだんだん取れて、山荘につく頃には富士山もきれいに見られました。まず、河口湖駅から貸し切りバスで、三つ峠登山口へ。そこから3班に分かれて、山荘を目指します。初めてお会いする他の会の方とおしゃべりしながら登るのも楽しい物がありました。
山荘に着くとまずは昼食。班ごとでここでもいろいろなおしゃべりに花が咲きました。昼食後は先に三つ峠の頂上まで、いろいろな花を見ながら登りました。カモメラン、ベニシャラサドウダン、キバナノコマノツメ、シロフウリン、タガソデソウ、など可憐ですが、初めて聞く、舌をかみそうな花を探して、観察しながら登りました。
山荘に戻ってから、山荘のご主人、中村さんから「アツモリソウの生態やテンニンソウの繁殖で、その生態系が崩れてしまっている。その生態系を元に戻すために、草刈りが必要だ」ということなどのお話をお聞きしました。そして、いよいよアツモリソウ観察とその回りの草刈りへ。ちょうど受粉の最盛期できれいに咲いたアツモリソウをじっくり観察しました。写真は撮っても構わないけれど、盗掘してかなりの高値で売る人がいるので、SNSには絶対に載せないでほしいと言うことでした。草刈りは30分ほどしかできませんでしたが、かなりのテンニンソウを刈ったつもりです。が、まだまだ切りがないようです。
今度は泊まってボランティアをしてほしいと中村さんはおっしゃっていました。山荘に戻って最後に別の場所で繁殖させているキバナアツモリも見せていただきました。こちらも見頃で、きれいでした。
普段は歩きながらただ眺めているだけの山の木々や草花ですが、お互いにバランスを取って、生態系を作っていること、そのバランスが一旦崩れると、元に戻すのはとても大変だと言うことを、改めて、実感した山行でした。参加させていただいて、とても勉強になりました。

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