2022.6.11~12 神室山~火打岳
東北 神室山~火打岳 縦走
日 時:6月11日~12日
参加者:佐藤(L)、福井(SL)、上野、吉岡、長谷川、松平、川田、蔦
6月11日(土)行程:有屋口登山口8:10~~481m(2回目の川に渡された鉄板を渡る)の 8:56~二股9:58~1325m~西の又コース分岐12:35~神室山(1365m)13:26~神室山山小屋 14:03 (5:56 内休憩0:47 距離17.6Km )
記録:花の百名山・神室山、ズーと憧れていた山だが天候不順等で縁がなかった。今回も、天気が安定せず、リーダーはじめ参加者みんなが、日々変わる天気予報に一喜一憂していたがやっとその日がやってきた。
11日朝、7:00ホテルを出発、有屋口登山口に向かう。雲に覆われ山の姿が望めない中、タクシーは、1時間弱で有屋口登山口に到着。駐車場には、すでに、4台ほどの車が駐車していた。
林道に入り、数分で標識のある登山口(400m)に到着。うっそうとした登山道を松平さん先頭にゆっくりと歩きはじめる。金山川とその支流に沿っての細い右側が切れ落ちたトラバース道を緊張しながら歩く。風もなく、蒸し暑く歩き始めてすぐ衣類調整をする。数分で1回目の支流を橋とは名ばかりの岩に渡された鉄板をわたり、481mで2回目の同様の橋を渡るが、前回よりやや長く不安定。歩き始めて1時間30分で大滝通過。少し高度をあげ、二股に到着。ここから稜線まで急坂が続く。ジグザグに切られて急騰だがこれまでのトラバース道に比べたら歩きやすい。
12:35ようやく1325m稜線に出る。空は時々青空も見られ、神室山をはじめ神室山連邦が望める。稜線道脇には、ツバメのオモト、マイズル草、シラネアオイなど花々が迎えてれるが、花の百名山の花はミネザクラは、どこで会えるのかな?
13:25神室山頂上。小さな社が祀られ出迎えてくれた。
上から少し台山尾根方面に下ると数分で本日の宿、神室山避難小屋に着く。一番乗りでの到着で、2Fに荷物を下ろす。
2010年に建て替えられた小屋は、マット、毛布なども充分あり、小屋内にあるトイレもバイオトイレでよく管理されていて快適そのもの。
が、小屋前を下ったところにあるはずの水場が・・・・ない。雨が降る前にと急いでシラネアオイが咲く斜面で全員で水を集め、夕食・朝食・翌日の水分を確保する。夕方になるに従いガスが立ち込め小屋からの眺望はない。
この日の宿泊者は、私たちを含め計19人。明日の天気は?午前中は曇り一時晴れ午後雨。明日に備え早々に就寝となる。
リーダーの佐藤さんは、就寝間際までスマホを手放さず天気予報の確認をつづけていた。(感謝 記・蔦)
6月12日(日)曇りのち雷雨
神室山~天狗森~小又山~火打岳を縦走、雨の中、火打新道を下りました。
3:00起床 4:10出発─4:14神室山山頂─(長い起伏ある縦走路)─6:18天狗森頂上─7:36小又山─(長い縦走路)─9:35砂利口(最低鞍部)9:55─(激しい登り)─10:35北火打岳─11:12火打岳山頂11:45─12:25西火打岳─12:28雪田(激しい雷雨が降り始める)─厳しい下り─13:20 五合目標識 標高880m─14:25最後の急坂620m付近─15:10徒渉─15:26吊橋─15:28土内口登山口(登山終了.) タクシーで新庄駅近くのルートインへ15:58(着)
3時起床 昨夜使かつたたくさんの毛布を 片付けたらお湯を沸かしていつぷくしてがら朝のごはんを食べる。
山小屋をでると白い雲海がひろがりとても気持ちのいい朝、身体をほぐすためかるく準備運動してスタート。
早朝の神室山山頂にすでに何人か登つてました。
天狗森ー小又山ー火打岳順調に登つて行き途中で見かけた高山植物
キヌガサソウ、シラネアオイ、ツバメオモト、ゴゼンタチバナ、ギンリョウソウ、ナナカマド
ドウタンツツジ、タムシバ、ハクサンチドリアカモノ、などでした。
火打新道で雷雨でした。カミナリ、ひようにうたれました。
最後の急激な下りのはまさに地獄でした。
朝四時から15時半休憩をいれて11時間半歩きました。
厳しい山行でした。
ありがとうございました。(記:川田)
神室連峰で見た花々
花の百名山と謳われる神室山~火打岳縦走は今年はやや季節が早かった為か、事前予想よりも開花が遅かったか、場所の調査不足でした。特に有名なキヌガサソウの群生はあまりありませんでした。