2022.5.15 熊倉山(1426.5m:聖尾根)

熊倉山(1426.5m:聖尾根)山行

日程:2022年5月15日(日) 曇りのち小雨
参加者:渡邉(L)・松平(SL)・新美・桑村・吉岡・他1名・長谷川(記録)
コースタイム:秩父鉄道 三峰口駅9:05出発~聖尾根取付き~622m10:00着~725m11:10着~802m11:54着~960m12:30着(20分休憩)~1307m(大血川分岐)14:20着~熊倉山14:55着(20分休憩)~小幡尾根~林道16:55着~秩父鉄道 白久駅17:45着ゴール

予定していた前日が雨のため、順延しての山行。皆で西武秩父駅に集合して、秩父鉄道御花畑駅に乗り換えて終点の三峰口駅からのスタート。
地図を頼りに、取付く場所をリーダーが探してくれて、いざ!!いきなり急登が始まり、少々肌寒かったにも関わらず、すぐに全身が汗ばんできました。
約1時間弱、本日1番の急登を滑り落ちないように四つ這いになりながら、木の根っこ等の手掛かりになりそうなものを掴んで登り、622m地点に到着。両足のふくはぎがつりそうに硬くなり、ストレッチ・・・。
トップを吉岡さんが絶妙のペース配分で進んでくれて、2番手の松平さんがコースの目印になる赤テープを慎重に確認しながら進みました。

次は725m地点を目指し、大きな岩のてっぺんが目標地点であったため、桑村さんがメンバー代表で岩に登って通過を確認しました。

時々、陽が差してきて新緑のきれいな若葉を楽しみながら、802m地点を無事に通過し、約960mの平たい地点で昼食タイム。全身の疲労感と地図上で残りの歩行距離を見て、各自の思いはそれぞれでした。ちなみに私は、急登の連続があと何回出てくるのか気になってました・・・。とにかく健脚なメンバーに拍手!!!
「お天気を見つつ、行けるところまで頑張りましょう!」と明るいリーダーの声に励まされて、後半のスタートです。
今回のコースは、急登のあとに下り、また急登で少し下ることの繰り返しで、なかなか思うように標高が上がらないのが特徴のように感じました。
目の前に出てきた大きな岩をトラバースしたり、ロープ(あまり使われていないらしく何と苔が生えている箇所もありました)や木の枝を頼りに登りました。
やっと熊倉山山頂に到着した時には「やったー!到着!」と歓声を上げて、しみじみと山頂の看板を眺めました。
看板の奥手には、神様を祀ってある年代物の石の祠がありました。途中で見たツツジは、山頂ではまだ蕾で気温差を実感。

山頂でのんびり過ごして「下りは慌てず安全第一でね~」とのリーダーのかけ声で気を引き締めて下山開始。下りは一般登山道とは言え、それなりの標高差なので急坂で、木の根っこや砂利に足をすくわれないよう気を遣いました。時々、大きな岩の間を後ろ向きで降りることもあり、下から足の置き場を教えてもらって何とか着地・・という場面もありました。下りでも、なぜか時々登りが何回か出てきて、其の度に「もう次の登りは、なしにしてほしい」と独り言を言ってました。

途中から小雨が降り始めて、ザックカバーを付けましたが、本降りになることはなく助かりました。 急斜面をジグザグに道を作ってあり、斜度は緩やかだけど下りの標高差は稼げる道でした。1日他の登山者には会わず、熊にも出会わず(フンはありました)無事に林道に到着して、安心しました。
所々に苔の生えた林道を約1時間ほど歩いて、ほぼ予定通りの時間にゴールの白久駅に到着。皆さん、よくがんばった1日でした。リーダー・サブリーダーを始め、充実した山行になり本当にありがとうございました。

*おまけの話:帰路の秩父鉄道浦山口駅から影森駅間で、雨の影響により線路上に不具合が生じて坂が登れず、停車してから一度バックするという珍しいアクシデントがありました・・・(10分位のロスだったかな?当時、疲労のため記憶が不明瞭です・・・)

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