2022.4.2 妙義最高峰・谷(や)急山(きゅうさん)(1162m)

妙義最高峰・谷(や)急山(きゅうさん)(1162m)

日 程:2022年4月2日(土) 晴れ
参加者:桑村(L)・渡邉(SL)・松平・吉岡・加藤・大島(他会)・長谷川(記録)
コースタイム:上野高崎ライン 品川5:44発→高崎7:49着
信越本線 高崎8:02発→横川8:36着  駅前からタクシーで「裏谷急沢出合」へ
スタート 裏谷急沢出合9:15発すぐ入山川を渡渉→大岩尾根10:00→柱状摂理の岩を遠望する尾根上(休憩)10:30→山頂11:46着(昼食) 山頂12:19発→三方境14:53着→紅葉谷15:30着→馬頭観音15:57着→林道16:13着→旧国民宿舎16:20着  ゴール

スタート地点の「裏谷急沢出合」とは、横川駅前で待機していたタクシー運転手さんもよくわからないくらいマイナーな所で、リーダーとサブリーダーが地面に地図を拡げて入念に打合せをしました。走る車内から目印となる電柱を無事に発見できてホッとしました。

ガードレールが切れた所から河原に下りて、簡易ハーネス・カラビナを装着。装着方法がわからず、リーダー、サブリーダーにお任せでした・・・(反省)恐怖心から、本日は使うことがありませんようにと祈ってました。 入山川は水量は多くないものの、落ちないよう慎重に渡渉。川下に向かい、右手からいきなり急登に挑戦。枝を掴んで滑り落ちなように登って汗だくになりました。やがて岩稜帯になり、両腕で体を引きあげたり夢中で全身運動。

尾根上で「柱状摂理の岩」を遠望しながら小休憩。呼吸を整えながら自然の不思議に感心しました。 そこからも、木の根っこやヤセ尾根、濡れて滑りやすい落葉にドキドキしながら登り続けて、いざ大展望の山頂へ!
晴天で無風。360度の展望で浅間山、八ヶ岳、谷川連峰、表妙義、荒船山等を見渡せて、皆で山の名前を確認しました。 スペースはあまり広くないものの、ソーシャルディスタンスは余裕で昼食をとりました。

下山は地図上では破線ルート。落石しやすい急なガレ場やいくつものロープ、アップダウンを繰り返したところで、本日1番の難所に出会いました。
雪が残っていて左側が切れ落ちている細い道が出現。適当な高さに掴む物がなく、先頭のサブリーダー、リーダー、大島さんで検討の結果、立ち木を利用してロープを出すことにしました。

1人ずつカラビナにもロープを装着し、両手で2本のロープを掴んで慎重に足を運びました。初めての経験で、指示されるがまま必死に下りました。
全員が無事に通過して、最後に大島さんが長いロープを撤収して下さると、みんな大大感謝で「ありがとうございました」と拍手しました。

直後に鞍部の深いV字キレットを眺めて、次々と出てくるロープの下がる急降下や8mの鎖場を降りて、いくつものアップダウンを繰り返して、落ち葉に気をつけながら進んで三方境に到着。

ここからは一般道になったので、緩やかな斜面になり、紅葉谷に到着して最後の休憩をとりました。

馬頭観音を通過後に、崩落して斜めになった道が出てきましたが、慎重に歩けば通過には支障がなくてよかったです。

予定通りの時間にゴール!スリリングでハードでしたが、歩けたという達成感で充実した山行を本当にありがとうございました。

<皆さんの感想(概要)をご紹介します>
・渡邉さん:先頭を歩いたので、ルートが心配だったけれど予定通りの時間にゴールできてよかった。とにかく楽しかった!
・加藤さん:今まで1番きつかった。生きて帰れてよかった!景色がよくて、充実感でいっぱい。
簡単な山行もいいなあ~
・吉岡さん:ドキドキした場面もあったけれど、皆がカバーしてくれた。渡渉が心配したが、問題なく、とても楽しかった!
・松平さん:計画書を見てイメージしたルートと違って驚いたが、よかった!久々の山行で体力的に心配したが、歩けてよかった。
・大島さん:天気が良くて最高だし、楽しかった。危険な箇所も安全に対処する会なので、今後もぜひご一緒したい。
・桑村さん:登りのルートはきつかったかもしれないが、メンバーを見て、下りに使うのは無理と判断した。無事に、みんなが楽しめて本当によかった。

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