品川山の会”さんかくてん” WEBマガジン

2021.6.6 日本のドロミテと云われる西上州 立岩(たちいわ)に登って来ました

日本のドロミテと云われる西上州 立岩(たちいわ)に登って来ました

期 日:2021.06.06 小雨のち晴れ    参加者:L佐藤、上野、得津
コース:高崎駅7:50集合 レンタカー8:35出発 10:18南牧村星尾集落登山口 10:30出発─12:03立岩ノコル─12:17東立岩(昼食)13:03─13:07立岩ノコル─13:45西立岩─14:10~14:19連続する鎖場─14:24痩せ尾根─14:32ジャンダルム─14:44荒船山との分岐─15:00~15:18威怒牟幾不動─16:17登山口へ下山 16:50高崎市内へレンタカー返却

4月に東京に戻って来た得津氏から、6月3日にTELがあり、仕事に忙しいが高崎市に私用があり、気分転換に高崎市を起点の山に行けないかとお誘いがありました。

私は5/25にコロナワクチン第一回の予定を直後に七ヶ岳山行がある為、6/2に延期し接種したばかりでこの週末は自粛の予定でした。しかし誘われると自分のワクチン接種の影響は全く感じない為。早速候補地を探すことにするが上越の山は自信がないので見物がてらに西上州の集落と岩山の風景を考えるとふと写真で良く見るの立岩の風景を思い出しました。立岩周辺の山はほとんど登っているのに何故かこの岩山には登っていない。難点は交通機関です。高崎駅から上信電鉄で下仁田駅に着き、そこから延々タクシーで長野県境に近い星尾集落までは時間と費用が馬鹿にならない。ふとレンタカーを思い出した。男性3名全員が運転免許もちです。幸い高崎駅近くの格安レンタカーが確保できました。

高崎駅から車で走ること1時間40分、南牧村から長野に抜ける山間の古い宿場の雰囲気が残るいくつかの集落を抜け、長野県境に近い星尾集落のどん詰まりの駐車場に着きました。登山口から直ぐに対岸に渡り、直ぐに渡り返すと直ぐに立岩への分岐です。小雨が降りだしたので雨具を着用し、植林帯を標高200m程あがると小さい沢状の急斜面になり、20m程の鎖が真上に一直線にのびている。そこを抜けると斜めに西立岩と東立岩の間のコルに向かって岩壁にへばりつくようなトラバース道です。
多くのネット画像では急峻な鎖が岩壁にへばり付きい怖そうな雰囲気ですが、実際はしっかりした鎖があり、足元も良く、簡単にコルに到着しました。小雨も止み晴れ間ものぞき始めコルは新緑に覆われた気持ち良い樹間で素晴らしい。時間もあるので東立岩へ向かうが一般コースではないので急な個所や痩せ尾根に鎖・ロープのたぐいは一切ありませんが特に危険を感じる場所もなく東立岩の展望台に到着。眼下に星尾集落そして八ヶ岳、奥秩父方面が良く見えました。

東立岩でのんびりと昼食をし、コルへ引き返し西立岩に向かいます。西立岩の登りはやや急であるもののベンチが3ヶ所ほどあり、楽しいハイキングコースの雰囲気です。西立岩山頂から荒船山方面と浅間山、渡邉み さんグループがいったばかりの毛無岩や信州の山々が見えました。

西立岩の下りは数連の鎖があるものの足場も良く痩せ尾根に下り立ちました。痩せ尾根を少し歩くと地図には表示されないジャンダルムと呼ぼれる岩峰がありますが、岩場にしっかりとした鎖と足場があり、大変登りやすい。ここを抜けると静かな稜線を荒船山との分岐へ。

分岐から暫く樹林の良い道を下ると突如として大岩壁とその下に帯状の洞窟と古い建物が見えます。威怒牟幾不動イヌムキフドウです。かって山岳信仰の修験道の道場であった素晴らしい景観です。大岩壁のうえから落差40m以上の滝が落ち、その裏側に威怒牟幾不動があるのです。そばに近づくとその建造物は痛みが激しく消えゆく寸前です。何とか保存できないかとの思いがします。

ここからの下りは何故か植林の枝打ちで道が不明瞭になり、首を傾げながらウロウロ、荒船山に通じる星尾峠への道にでてしまい。そこから一路良い道を駐車場に向かって下りました。

帰路は車で星尾集落の立岩の良く見える場所を探しながらドライブ。南牧村中心部では「道の駅オアシスなんもく」で1300円ものお土産を買ってレジに行くと赤みがかった金髪の30代位の外国人女性が会計にいました。高齢化率日本一の南牧村にもこんな方がいて、どんな方と暮らしているのでしょうか。

帰路は松井田妙義あたりで日帰り温泉にと計画していたのですが、高崎まで1時間半以上で断念し、高崎駅前に向かいレンタカー返却時間の19時前に到着。駅前で食事をして解散しました。
私を引きずりだした得津さん、上野さん有難うございました。

今回の山行、時間がない為、高崎駅からレンタカー利用でガソリン代込みで4800円。今回の1名の交通費が5560円でJR+上信電鉄+タクシー利用=1名12000円の半額以下の交通費でした。

中仙道碓氷峠ではない信濃を結ぶ姫街道と呼ばれた南牧村の宿場町は観光化された妻籠・馬籠宿にはない風情が残され、私の最も好きな場所の一つです。

今度の秋10/30~31に再び同地に行くことにしました。
南牧村星尾の古民家を予約しました。車で高崎を出発し、当日は紅葉の素晴らしい付近を散策し、翌日は今回登った立岩からの展望を味わい、帰路温泉を楽しむプランを立てました。8月号会報に案内を載せます。皆様の参加申込みをお待ちしています。(佐藤)

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