2023.2.4 大菩薩周辺 「三窪高原ハンゼノ頭~大菩薩の湯」
大菩薩周辺 「三窪高原ハンゼノ頭~大菩薩の湯」
日 程:2023年2月4日(土) 晴れ時々曇り
参加者:佐藤(L)・上野・得津・長谷川(記録)
コース:
新宿駅6:09-(京王線)―6:59高尾駅ー(JR中央線)―塩山駅8:14着 塩山駅―(タクシー)-柳沢峠着 柳沢峠(登山口1475m)9:10~柳沢ノ頭(1671.2m)10:02~ ハンゼノ頭(1686m)10:30~柳沢ノ頭11:38~1518mピーク12:40~高芝山(1540m)13:18~1518mピーク13:43~鉄塔(1205m)14:58~介山記念館(978m)15:30 山行終了し、大菩薩の湯に立ち寄り
中央線塩山駅と駅前ロータリーは、約1年前に来た時と違ってきれいに改装されてました。駅前からタクシーに乗ろうとしたら、1年前にもお世話になった運転手さんで勝手にご縁を感じて懐かしくなりましたが、お相手は記憶にないようでした・・・
車窓から富士山や本日の目標の1つである尖がった三角錐の「高芝山」を眺めたりして、登山口のある「柳沢峠」に到着。既に車が何台も駐車してました。雪はうっすらとあるもののまだアイゼンは着けず、スパッツのみ準備して出発。
登山口からの登り始めは、階段でその後は緩やかな山道。朝陽を受けて、真っ白で繊細な樹氷にうっとりして雪山の美しさに見とれました。
時々風が吹くと、木の枝に着いていた樹氷が舞い落ちて粉雪のようになってました。約1時間登り、身体が温まってきて「柳沢ノ頭」に到着。周囲には木が多く、枝の合間に富士山を見ながら通過。
周囲には木が多く、枝の合間に富士山を見ながら通過。 「ハンゼノ頭」の手前は陽当たりがいいので、雪は完全に解けてなくなり春山のようです。階段を少し登って、「ハンゼノ頭」に到着です。
ハンゼノ頭を含む「三窪高原」はレンゲツツジの群生が有名だそうです。
展望がよく、富士山・南アルプスも見えました。
ポカポカ陽気の中で休憩後、再度「柳沢ノ頭」まで戻り、落ち葉が深く積もった緩やかな下り道を進みました。
途中で林道を10分程度歩いてから左手の山道に入り、下った後に登り返して1518m峰の分岐に到着。
リーダーの声かけでザックを置いて(この判断があって、本当によかったと後でしみじみ思うことになりました)三角錐の「高芝山」を目指しました。
軽く下った後に急坂が出現したのです。所々の窪みに雪が残り滑りやすく、慎重に木の枝や根っこを掴まりながら登りました。
リーダー曰く、雪が積もっていた方が登りやすい坂だそうです。やっと着いた「高芝山」の山頂は周囲に木がなければ360度の展望のはずで、ちょっと惜しいです。山頂の木製のプレートは、なぜか「1540m」・「1542m」と2か所にありました。
ザックをデポした地点に戻り、次の目標である送電線の「鉄塔」を目指します。
2021年12月25日、私以外のメンバーの皆さんが来た際には、目標以外の鉄塔もあって見分けがつかず、違う尾根を下ってしまった経験があるそうで、慎重に目標の「鉄塔」を確認しながら進みました。木の枝の隙間から覗く鉄塔は見えづらく、どれも同じ姿形で(当然といえば当然のことですが・・)判別しにくかったです。
無事についた目標の「鉄塔」からは、山を越して長く送電線が伸びていて、大菩薩嶺のたおやかな稜線もよく見渡せました。鉄塔周辺にあった新しい埋め込み式の階段は、前回の山行時にはなく、鉄塔管理の作業員用?に設置されたようでした。
落葉で滑らないよう30分程度下り続けて、「介山記念館」に到着。「大菩薩の湯」で身体をほぐして、塩山駅までタクシーで出て中華料理店で食事して帰途につきました。
アイゼンの出番はありませんでしたが、雪見と美しく輝く樹氷、凛々しい富士山が見られて、すがすがしい気持ちになれた立春の山行でした。リーダー・皆さま、ありがとうございました。