2023.1.21 楽しい雪遊び・南会津・貝鳴山

楽しい雪遊び・南会津・貝鳴山

月 日 2023年1月21日(土) 曇り時々晴、少し小雪
参加者 L桑村 吉岡 堤(記)
行 程
6:30浅草発リバティ会津…9:23会津高原尾瀬口着 9:45タクシーで荻野集落着9:50取り付き…11:00 910m(支尾根分岐)…12:10~12:45 1196m三角点(貝鳴山)ランチ・・・13:15貝鳴山1222m…14:15 925m地点…国道出る・・・道の駅田島でタクシー夢の湯で入浴…18:06リバティ会津で浅草着21:05

当初の那須沢山テント泊から計画縮小して、日帰り可能な貝鳴山へ行った。昨年の長―い林道歩きばかりに懲りたので、リーダーはピークハント可能な山を選んでくれたのはありがたい。前夜は、北日本を大きな低気圧と前線が通過したので、早朝の東京は強風だった。

会津の国道121号は凍結、反対車線は、90度横を向いた車が大渋滞をつくっていた。去年の下山口、荻野集落の入り口で下車。旭タクシーの運転手さんは、いかにも高齢な女性三人を心配したのか、集落の橋を渡って見に来てくれた。

尾根の末端を眺めると小さな祠が安置してある。ここをお参りしてスタート地点とする。雪が少ない。緩やかな傾斜をツボ足で、淡々と登る。傾斜が出てくると、下が凍った雪面が良く滑る。幸い木が多いので両手で捕まえ、身体を持ち上げる。約900mで右手に支尾根が分岐している。登りにとると新しい尾根に乗った感じがする。下りでは、間違えやすい所だ。ここからは、雪面全体が凍って、滑る滑る!!小さな灌木の根元を掴んで這い上がった。登りでは出来るだけアイゼン着けないで、バランスで上がれと言う古い教えがあるからです。風が無く高曇りの空から時折ハラハラと雪が舞ってくる。私は、夏帽子、100均の手袋装備で汗をかいている。約2時間で、三角点のある1つ目の山頂に着いた。ここでツエルトの中に3人で潜り込みランチタイムとする。非常時の装備だが、平素から使いこなしてないと、いざ困難な非常時に使えないというリーダーの考えです。次の山頂(貝鳴山は二つ山頂が有ります)まで、初めて30cm程の雪山らしい美しい雪が有った。細尾根や、大岩を巻いたりして、30分程通過にかかった。空が晴れてくる。周囲の山々が涸れた木々の間から見えてくる。会津の山は沢山登っているが、外見は皆よく似ていて方向音痴の私には区別が付かない。ただしこれを登るとなると、尾根一つ、沢一つとして同じ物が無い。同じ山も雪質、量によって全く変わる。行く度毎に楽しませてくれる。

下山は急斜面だが、凍ってなさそうな南西尾根をとる事にする。私だけ12本爪アイゼン装着。Lは、ホラ雪滑りが出来る!!と楽し気に滑って行ったが、跡は泥滑り台と化し、ヒマラヤにも行ける高級冬ズボンを泥だらけにしていた。南斜面の下の方は雪が無く落ち葉と泥団子が、爪に絡み足が重たい。ピッケルで叩きながら降りた。

予定よりだいぶ早く降りたので、道の駅たじままで歩き、そこでタクシーに乗って、夢の湯へ。入浴の後ビールと沢庵で乾杯。Lは次の山行の送迎を宿の主と熱心に相談していた。

帰りの野岩鉄道内の女3人の反省会は盛大に行われ、周りの顰蹙を買うかと、やや恐れたがそんな事もなく楽しい反省が出来た。時代は移りつつある。

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