2022.3.10 静寂の草津白根山へ・スノーシューハイク 

静寂の草津白根山へ・スノーシューハイク

3月10日 晴れ・風なし   参加者:堀井
天狗スキー場―草津・芳が平―スキー場

前日は例年通り、下手なスキーを楽しむ。草津白根山の噴火後、ロープウエイが休止、展望、雪質の良い山頂部のゲレンデと山麓への振子沢コースも閉鎖され、山麓だけのこじんまりしたスキー場になってしまって残念。また、噴火前に毎年のように行っていた山頂周辺のスノーシューも立ち入り禁止となっている。

スキー場の駐車場で準備し、すぐの林道に入ると数十センチの雪があり、今年は雪が多いことを感じさせる。先ずは、つぼ足で行けるところまで行くことにする。谷沢川沿いの林道にはスキーのシュプールがあり、ゆるゆると登って行く。音楽の森への分岐を過ぎると登山道となり、雪が深くなる。かなり前のスノーシューの跡が残っている所もあるが、入山者は少なそうで、この日は一人も会わなかった。沢を四本、横切っていくのでトレースが無いと少し戸惑うかと思うが、コースに変化が付いて、楽しめる要素になっている。以前は、白根からのスキーコースになっていたので、樹上にコースを示す黄色い旗が付いていたが、噴火後は志賀からの山スキーだけなので、ほとんど無くなっている。

1時間半位で笹平に到着、休憩後、本格的な登りとなる。時々、雪を踏み抜くがまだスキー跡をたどれば、つぼ足で進める。樹林帯が終わり、開けた斜面に出た所でスノーシューを着ける。ここから、急な大きな開けた急な斜面を30分ほど頑張ると、草津白根山の裾に広がる雪原に出る。芳が平ヒュッテは右に一段低くなった広い窪地に見える。目前の白根に向かってしばらく進んで、休憩とする。

この先の山頂方面は噴火で立ち入り不可になっている。ヒュッテの犬2匹が、やってきて、じゃれつく。ヒュッテのご夫婦は、噴火後も冬季も常駐されているようである。噴火前は、ロープウエイに乗り、白根山頂から天狗スキー場まで、下りコースだったので、スノーシューやスキー、ボードでにぎわったコースであった。

下りは、楽々、快適な雪上ハイクである。東側には佐武流山の白い斜面が光っている。音楽の森脇の雰囲気の良い尾根を通って舗装道路に出て、15分ほどでスキー場、新美さんに下山報告したら「スキーシュプールがあって、ラッキー。でも、少し残念」の楽しいコメントをいただき、感謝です。

1 thought on “2022.3.10 静寂の草津白根山へ・スノーシューハイク 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です