品川山の会”さんかくてん” WEBマガジン

2022.2.26 南会津・高土山1078m

南会津・高土山(たかつちやま)1078m

低山だけど、やっと山頂に立つことができたよ!

日時:2022年2月26日(土)
メンバー:美知子(L)、堤、桐畑、桑村(記録)
行程:東武浅草駅06:15集合>リバティー会津101号06:30発>会津高原尾瀬口駅09:25着>タクシーで八総(やそ)鉱山小学校跡09:45着>小学校跡を出発10:10>西尾根末端に取り付く標高780m圏内10:10>標高900m11:10>高土山1078m12:25>12:50>北尾根末端へ下山標高740m圏内15:10>御宿・夢の湯15:50>入浴と食事>会津高原尾瀬口駅18:09発>浅草21:05着

やっと山頂を踏むことができた。低山だけど、ホント嬉しい。それも計画のルート通りで。三度目の正直ってところ。私はピークハンターではないし、ルートも現地判断を優先するけれど、さすがに南会津で3度も敗退を続けたくはなかった。1度目は、1月下旬の大博多山(だいはたやま)。除雪されていない登山口までの4㎞を弱小高齢女子隊で、3時間余のラッセル。やっと着いた夏道は、沢筋でデブリの巣。尾根からと思ったが、南斜面のせいかこの時期には早いシュルンドとクレパスに断念。2度目は、2月上旬の家老岳。登山口近くに幕営できればいいのだが、コロナ禍で、テント泊を避けたため、アプローチに時間が掛かる。人数も多く、ラッセル隊は十分だったが、急登にタイムアウト。
今回の高土山は、当初、数日前の祝日の日程だったが、予報は降雪に加えて、風があった。ヤリが降っても行くほうだけれど、今回は登頂したかったので、リーダーにワガママを言って、好天の日に順延をお願いした。で、7人だった参加者が4人になった。3人には申し訳なかった。
八総(やそ)鉱山小学校跡から登る。八総鉱山は、最盛期の昭和30年頃は関係者が2千人を超え、ひとつの町を形成し小学校を設立するほどだった。閉山(同45年)後も、鉱毒で荒海川には魚が棲めなかったが、いまは釣堀もできていた。清流を取り戻したようだ。坑道の入口は安全のためコンクリートで固められ、かつての採鉱道は、荒海山への登山道となっている。
どこかで工事をしているおかげで、小学校跡への林道が除雪されていた。なんてラッキー! 標高770m圏内の西尾根の末端から取り付く。私がトップで、900mを目標にラッセル開始。1番手が900mまで登れば、今日はピークが踏めるだろう。時間も天気も、心配はない。斜度は25度ほど(高さと距離から)、ラッセルに技術の必要な急登ではないが、膝くらいの雪に額から汗が滴り落ちる。後ろから、ピーチクパーチクと、鳥のさえずりならぬ、メンバー女子のお喋りが聞こえる。2番手が体重のある桐畑さ
んなので、3番以降は階段になっているのだ。900mあたりで、桐畑さんに交代して1078mのピークに立つ。
No.87鉄塔からは、雪をかぶった七ヶ岳の雄姿が堪能できた。南会津には珍しいピラミダルな姿でアルプスの稜線を思わせる。高土山は、標高の割には、展望のいい山だった。山頂からは、方向を北東に変えて進む。(地形図には表れない)10m以内のアップダウンが結構あり、地形図ではシンプルで分かりやすく見えた尾根筋だったが、思ったより複雑なルートだった。いまはGPSもあるが、ガスっていて視界がないとちょっとイヤだなと思わす箇所もあった。
もちろん貸し切りの山だが、先行にカモシカを見る。できたてのトレースが私たちの前を横切っていた。動物も歩きやすいところを選ぶのだろう、ウサギと同じルート取りだ。しばらくウサギのトレースを辿って行くことになったが、目の前のポコを直登する私たちは、トラバースするウサギルートを右へ見送ったところ、上がったポコからは尾根が右へ方向を変えていて、なんとウサギルートと合流したのだ! 地元のウサギは賢明ね。
1010m圏内で方向を北西に1047mポコをめざす。鉄塔が目印になり、同定しやすい。1000mのNo.85鉄塔からは気持ちのいい尾根が続く。歩きやすそうと油断していたら、ときどきズボッとハマったりして…。私の前を下っていた桐畑さんの姿が、突然消えたと思ったら…。 900mあたりからは、夏道は作業道のジグを利用しているみたいだが、雪に埋もれていて不明瞭だ。尾根をまっすぐ下りることにする。750mで沢に出合う。渡れるところを探して、対岸の作業道に出た。
夢の湯で、山行後の温泉と食事の幸せなひとときを過ごして、帰路についた。夢の湯に寄れない場合に備えてと、堤さんが長丁場の車中用に飲み物と食べ物を持参、駅のロッカーに入れておいてくれた。ロッカーのない駅なら雪の中に埋めたりと。山行の時間よりアプローチの車中時間の方が長いようなところだけれど、自分たちの工夫で、いろんなことができる。チャレンジしてみてね。

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