2021.10.16 扇山・百蔵山縦走
扇山・百蔵山縦走山行記録
(大月市富嶽十二景の6番目と7番目の山)
山行日 2021.10月16日(土)
参加者 L関山、SL石川、福井、長谷川、今堀、松下、吉岡
行 程 鳥沢駅バス停(9:00発)—<バス>—(9:15着)梨ノ木平バス停(9:30発)・・・(10:55)大久保のコル・・・(11:01)扇山(11:23)・・・(11:28)大久保のコル・・・(11:30)大久保山(11:34)・・・(11:57)カンバの頭(12:07)・・・(12:18)長尾(12:21)・・・(12:45)コタラ山(12:49)・・・(13:21)百蔵山(13:44)・・・(13:58)分岐/大同山・・・(14:45)百蔵山登山口バス停・・・(15:00)中央道ガード下・・・(15:30)猿橋・・・(16:00)猿橋駅
[記 録]
ぼくは扇山へは、2018.6.3にクリーンハイクでツツジ新道登山口から頂上を経て、三境→山谷集落→中野集落→鳥沢駅に下るルートを歩きました。広々とした山頂からの富嶽の展望が素晴らしかった記憶があるのみで、今山行はほとんどのコースが初めてのルートです。
安定しない曇り空が心配でしたが、鳥沢駅に近づくにつれ予報に反し青空が現れ、陽が射してきて天候は好転してきました。鳥沢駅から土・日・祝日のみ1便運行のバスに乗って梨ノ木平に向かいますが、横浜の「みろく山の会」の20数名のパーティーで中型バスは座席が埋まり、もう一台が増発された。
梨ノ木平登山口にはトイレがあり、百蔵山を下山するまでないのでここで出発の準備をしっかり済ませた。出だしは杉林の緩斜面をゆっくり登り、やがて水場に着きその先に「山ノ神社 奥宮祠」を見て、さらに急斜面をジグザグに登り詰めると大久保のコルだ。ここを右にカラマツやブナの心地良い稜線を少し登ると、広々とした扇山山頂に着いた。富士山は雲がかかって生憎見えず、早い昼食を摂った。
大久保のコルまで戻り、少しして大久保山に着いた。ここからは、カンバの頭の先の鞍部(標高760m)まで急坂を350m下り、小峯を幾つか越えてカヤトの巻き道を行くとコタラ山の下の鞍部に着いた。ここから200mを登り返すと百蔵山に着くがなかなか辛い急登だ。山頂で20分程休憩し、服装調整、水分補給、カロリー補給をして、見えぬ富士をバックに記念写真を撮って下山することにした。
大同山の稜線鞍部まで下り、更にジグザグに下って雑木林から杉や檜の林に変わり、水道タンクが現れ、山ノ神の祠を過ぎると車道に出た。更に新興住宅地を抜けて、道なりにどんどん下り市営グランド、百蔵山登山口バス停を経て中央道ガード下に来た。高度差570mの下りだった。ここから、猿橋を見学して猿橋駅に予定通り着いた。高尾駅でケジメの一杯で登山の無事に乾杯し、来年目標としている北アルプス・表銀座縦走(燕岳-大天井岳-槍ヶ岳)山行の話で盛り上がった。
[感 想]
[石川さん] 富士山は見えなかったけれど、関山さんの絶妙なペース配分で、良い汗をかくことができました。
[長谷川さん] 初めて扇山~百蔵山縦走を楽しみました。広くてのどかな扇山山頂でゆるりとくつろぎ、百蔵山山頂手前の急登を粘り強く登って来ました。下りが苦手なので、転ばないよう慎重について行き、何とか無事に終えたあと「猿橋」見学までできて充実した1日でした。リーダー、サブリーダーありがとうございました。
[松下さん] 扇山・百藏山、数年前に何度か登りましたが、縦走は今回が初めてかもしれません。忘れてますが・・・。急登、急降下、こんなにきつかったかなぁ〜って思いました。先頭の関山さんの歩き、私には丁度良いペースでした。有り難うございます。
[福井さん] 朝方は雨だったが、次第に青空も見え、バス停に大勢の人がいたのは予想外でした。中高年の姿も多く見られ、活気を感じました。久しぶりの扇山と百蔵山は、記憶をたどりながらの山歩きとなりました。
[今堀さん] 扇山、百蔵山は初めてでしたが、歩きやすい整備された道で、縦走を楽しみました。お天気は今ひとつで富士山は見えませんでしたが、花を眺めながら歩けました。百蔵山の最後の登り、ハイペースな下りは、久しぶりの山行だった私にはちょっとハードでしたが、関山さんのリードで、最後まで歩くことができました。反省会で久しぶりに飲んだビールも格別でした。ありがとうございました。
[吉岡さん] 締め切り過ぎてからの参加快く受け入れてくださり有難うございました。富士山は隠れていたけど楽しい時間を過ごせました。有難うございました。
[関山くん] 自ら計画したこの山行では久々に先導役を務めた。ぼくの歩くペース(主観的運動強度の「楽」と「ややきつい」の間=これは、脈拍100~110程度)で歩きたいからだ。約30分歩行ごとに5分程度の休憩を取り、皆からはとても疲れない歩き易いペースだと言われた。しかし、百蔵山の最後の急登でのパルスオキシメーターの数値は、脈拍130、酸素飽和度94を示していた。主観的運動強度は「ややきつい」~「きつい」と感じていた。今日の荷重は13kg近くあり、この急登のエリアはもう少しゆっくり歩行でも良かったと思った。しかし、ほぼコースタイム通りに歩くことができ、それぞれの山頂での休憩タイムも少し多めにとることができた。今後は荷重をもっと軽減することで、本来のぼくのペースを維持できれば、「楽」に歩行を続けることができると確信した。
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