2021.10.9 富士山麓三国山稜・三国山1343m

富士山麓三国山稜 三国山1343m

日 時:2021.10.9 土曜日
参加者:佐藤、上野
タイム:新宿6:21─小田急線─7:41新松田 JR松田8:04─JR御殿場線─8:26駿河小山駅 バス8:50─9:15(着)明神峠  9:25登山開始─10:55三国山(昼食)11:25─11:55楢木山─12:20大洞山─12:51アザミ平入口─13:03廃道へ入る─14:00別荘地─14:38旭日丘バス停(登山終了)タクシーで日帰り温泉「紅富士の湯」入浴後16:17バス─17:08富士山駅(着) 17:18高速バス20:30バスタ新宿 解散

9月の山行は妻が夏の終わりからの体調不良の為、東北栗駒山の沢山行そして越後にある御前ヶ遊窟も大変残念ながらキャンセルし、皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。なんとか妻の体調も回復しつつあり、日帰りならとの了解を得て出の山行です。運動不足で厳しい山は避け、近場、帰路は温泉での条件で探していましたがふと山中湖の傍の山が浮かびました。
山中湖は昔の勤務先の保養所があり、近くの山中湖西部の平野ワンド(山中湖西部の湾状の湖面)でヘラブナ(淡水魚)釣りを楽しんだ場所です。雄大な富士を見に良く散歩登山で三国峠へ何度も登って四季折々の富士裾野の雄大な景色を見てかって知ってる山だと思っていました。
新宿で上野氏と待ち合わせ、小田急線、御殿場線と乗り継ぎ、駿河小山駅から明神峠895mまでバスが運んでくれました。明神峠から東登山口までは車道と平行したのんびりとした緩やかな登山道をミズナラや欅の林を歩きました。箱根連山と愛鷹連峰が見えます。一登りをすると山梨県、神奈川県、静岡県の3県の県境に位置する三国山1343m頂上に着きましたが、樹林帯で展望は全くなく残念、北に1km弱の三国峠では雄大な富士の景色が広がるのに残念。事前の勉強不足でした。
楢木山1353m、大洞山1383.5mと同じような標高の山を緩やかな起伏の山を歩きました。地面は火山灰と腐葉土が合体したような泥で歩き易い。相変わらず展望はなく、南側から車のレースの音が絶え間なく上がってくる。三国山稜の真下にある富士スピードウェイからの騒音のようだ。アザミ平と呼ばれる広々とした草地に花はなく、枯れた草原と赤い実を付けたマムシグサ、ヤブコウジをときおり見かける程度でした。

このまま山中湖と御殿場を結ぶ車道のある篭坂峠へ下っても、つまらないのでアザミ平から廃道の道(国土地理院記載)を下ることにしました。暗い樹林帯の急な斜面は踏み跡も赤布もなく、最初は沢筋を下りましたが沢筋は深く火山灰の土壌は崩れ易い為、直ぐに尾根筋に這い上がり暫く下るとかって使われた道らしきものがあり、一時間ほど歩くと山中湖の別荘地に出ました。別荘地はどの家も1000坪以上の敷地に巨大な別荘が点在しました。個人所有の表札がかかっていますが、どんな方がどんな風に利用されているのでしょうか。

山中湖畔の旭日丘のバス停に着きますがバスは出発のあとです。タクシーで日帰り温泉「紅富士の湯」で入浴しますが、以前から来て温泉から見て楽しんでいた富士は残念ながら今日は全く見えません。

入浴を済ませ富士急バスで富士山口までバスに乗りますが、コロナ緊急事態宣言明けで道路は大渋滞。漸くバスタ新宿行きのバスに間に合いました。しかしながら高速バスは小仏峠を頭に数十キロの大渋滞、予定より1時間半遅れの20時半頃、腹をすかしてバスタ新宿に到着。遅くなったので食事をせずに帰宅しました。帰路は富士山口から新宿までの直通特急4000円を最初は計画していましたが、ふと高速バス新宿バスタまで2000円と半額値段が目にとまり、大失敗、週末の中央高速道路のいつもの大渋滞を忘れていました。

結局富士は見えず、高速道路で大渋滞と足慣らし温泉山行は大失敗の一日でした。(佐藤)

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