2021.4.10 鹿俣山(アイゼン、ピッケル練習)

鹿俣山(アイゼン、ピッケル練習)

2021年4月10日(土)快晴
参加者 L堤 SL福井 吉岡 関山 三戸
行 程 6:45新宿発スキーツアーバス 10:45玉原スキー場着  11:15発 13:35~13:50鹿俣山山頂 15:30スキー場着 16:45バス発 20:10新宿着

GW雪の剱岳を見に行く企画の練習で、手軽で、安く行けるところを探しました。4年前の2月大勢でこの山頂にテント泊した懐かしい山です。前回同様ハプニング(関越道5台玉突き事故)に見舞われ、スキー場到着は40分遅れ。その為アイゼンの着脱練習はパス。おうちで練習いたしましょう。

6週ぶりの快晴の週末、駐車場は満杯。でもこの地味な山に登る人はいないようです。しまった雪にアイゼンが効きます。広々としたブナ林はどこでも歩けます。トレースも赤テープも無く先頭の福井さんは夏道に沿うようにコースを付けて行きます。2番手の堤は、病的な方向音痴ですが、GPS と青空晴天のお助けで何とか方向指示をします。時々間違えてすいません。春山はいたるところに藪が出て、傾斜が出るほどコース取りも難しくなります。頂上直下は、雪庇が張り出し、藪もきつく思いがけず、苦労しました。前回風からテントを守ってくれた雪庇を超えないと頂上に行かれません。福井さんのパワーと、綾乃さんの励ましと、皆様のやる気満々に助けられました。やっぱり山頂に立つのは、気持ちが良いものです。

下りは登り以上に難しく、少しマシな斜面を探しました。しかし暖気で雪は緩み、短いスリップ。安全優先にして、一部ゲレンデの端を歩かせて貰いました。おかげで、予定より少し早く下山できました。
山頂からは、谷川連峰、獅子が鼻、上州武尊と素晴らしい大展望!!

四時間半ほどの行程でしたが、春山の楽しさ満載の充実した雪山練習になりました。男性お二人には、とても良い経験だったろうと推察します。落とし穴や、雪解け沢にはまるのは、概して体重のある男性です。
コロナ禍の影響で、楽しみにしていた車中反省会が出来ない事が、一つだけ残念でした。往復とも車中は飲食禁止でした。                            堤 記

関山さんの感想と俳句
たんばら鹿俣山山行ではいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
地図読みの洞察力、難しいルートへの果敢な挑戦、荷の軽減化にむけたたゆまぬ努力・・・・などなど、経験に裏打ちされた確かな数々の知識に、良い教えをいただきました。

・ブナ林は一樹一木の雪間かな
・ピッケルを立て雪庇地を登り来し
・アイゼンの喰いこむ音や山笑う
・たんばらの森は雪間の土匂ふ
・雪解沢飛び越しならじ荷の重さ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です