品川山の会”さんかくてん” WEBマガジン

花ごよみNo105~107(2021年)

花ごよみNo.107 オオカメノキ(本当の名前:ムシカリ)大亀の木(虫狩)

山の花は全体的にこじんまりとしている(しかし、力強く咲いている)イメージのものが多いと思う。その中であえて華やかイメージの花を考えてみると、オオカメノキが思い浮かんだ。写真は、さんかくてんで行った2011年6月12日(日)根子岳・四阿山で撮影したもの。このとき、ウェディングドレスの花嫁さんが持つブーケのようだなと思った。
オオカメノキは、本当の名前は「ムシカリ」とのことだが、覚えやすいのでオオカメノキが通称になっているようだ。葉が特徴的で亀の甲羅のような形でちりめん状になっている。また、花芽も特徴的で、「ウサギの耳」の形である。
根子岳・四阿山は隣り合う山だが、根子岳はなだらかで女性的、四阿山はゴツゴツしていて男性的で面白かった。咲いている花も異なり、6月は他にもたくさんの花が鑑賞できた。とても印象に残っており、再訪したい。
※さんかくてんのウェブマガジンでは過去の花ごよみを掲載しているのでこちらもご覧ください。

(2021.3,金子:文)

花ごよみNo.106 冬の赤い実

1月~2月、冬の寒い時期に入ったこの時期に品川区の我が家の路地奥に何故か数種類の赤い実をつけています。隣家の陰で日当たりの悪く寒い場所でもです。この路地奥では一般の植木はほとんど育たないのですが、何故か赤い実をつけた植物だけは元気です。センリョウ、ナンテン、アオキ、ピラカンサ、そしてヤブコウジです。東京庶民の昔からの植物のようです。
ヤブコウジを除いて皆、路地に勝手に生えてきたものです。ヒヨドリ等の冬に元気な鳥さんのお陰でしょう。
ヒヨドリ等は本来山で暮らしてるそうですが 冬になり山で餌が無くなって来ると都会にやって来て赤い実などを食べに来るそうです。赤い実は鳥にここに美味しい実があることをアピールしているとの事です。食べた果実の種を糞として運んでくれる結果でしょう。
ヤブコウジだけは10年ほど前に植えたものです。品川区後援の盆栽愛好団体の盆栽教室に参加した際の教材のヤブコウジの苗を通路に植えました。それ以来、冬の低山ハイクに行くと必ずといっていいほど雑木林の木陰に赤い実を付けているのに気が付くようになりました。
赤い実のもう一つの秘密(ネットより引用)
植物の果実の赤色を目立たせて、鳥に「ここに美味しい果実があるよ」という信号を送っている。ところが、逆に赤は昆虫にとって見えにくい色となっている。種子に害を与える虫たち(幼虫が種子を食べる昆虫類など)はいろいろいるが、それらは紫外線を見ることはできるものの、赤を見ることができない。赤い果実は、害虫には目立たず、逆に種子を運んでくれる鳥にはよく見えるようにという、進化の産物だ。秋に実る多くの果実が赤い色をしているのは、この為なのである

(2021.2,佐藤:文)

花ごよみNo.105 マルバダケブキ

マルバダケブキ キク科
2020年8月、ふとしたことから佐藤さんから足慣らしをしようという申し出があり、2人とも久しく歩いていないので上野原経由の奈良倉山に行ってきました。
バスの乗車時間も合わないので贅沢にもタクシーで50分位かけて奥深い登山口に着きました。
そして頂上から松姫峠、鶴寝山から地図読みの登山開始。尾根を探しながら出会ったのが、この花マルバダケブキ(キク科)です。
山梨の山道を歩いているとよく見かける花だそうです。
野生動物のシカが食べない花だそうです。
マルバダケブキ(キク科メタカラコウ属の多年草。花期は5~8月。

(2021.1,上野:文)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です