2019.1.6 鍋山行・大野山
鍋山行・大野山
●日時 2019年1月6日(日)
●メンバー 末石たえ子(L) 末石五月男(SL) 蔦(SL) 飯嶋 松下 上原 高橋 安達 日比野 杉浦 桐畑(記録)
●山北駅(9時46分)→25分→大野山入口→30分→古宿→110分→大野山山頂(12時40分)→10分→鍋会場(昼食)14:20→80分→谷峨駅15:40→現地解散 各々帰路へ
今回は、さんかくてんの山行の中でも伝統と格式を誇る鍋山行に、初めて参加させて頂きました。興味はあったのですが、事前に申込みをしておらず、急遽前日申込みという参加となりました。末石御夫妻他メンバーの御了解を頂戴し、暖かく迎えて頂きました事、この場をお借りしあらためてお礼申し上げます。来年はきちんと事前に申込みさせて頂きます。
さて、メンバー11名 山北駅(110M)を出発し、街中を歩いていると、みかんが軒先で販売されており一山100円。食べたいなあという声が聞こえていたかのように、我々を自転車で追い越して行った見知らぬおじさんが。その後「兄ちゃん、兄ちゃん、こんな寒いのに山に行くなら、あの姉さんたちにこれ食べさせて」と、みかん四個持たせてくれました。えーなー田舎は。
おしゃれなカフェリーフス(ログハウス風の喫茶店)を通り過ぎ、そこから旧共和小学校(334M)までが今回の一番の難所である急坂。小雪も降り出し、古宿からは期待していた富士山の姿も見えずでしたが、川村関所跡を通り地蔵坂登山道に入ったあたりからようやく登山らしくなりました。最後は名物の長-い階段 正月明けで多少皆 身体が重いのか淡々とおしゃべりすることもなく登ります。途中スカイツリーと同じ標高の634M地点を過ぎ尾根筋に出た後舗装路を抜けると広い山頂に到着です。
足柄牛のふるさとである牧草地が広がるのどかな空間は、晴れていたら大きな富士山が眺められる絶好のスポットですが本日はスタート時点からそれはあきらめていました。それでも人気があるのですね。この日も在日中国人ハイカーで満杯。記念写真撮影を御願いしましたが、彼らの間でも結構有名な山だということでした。
うっすら雪が積もった道をしばらく下った後恒例の鍋会場に着いてからは先客の女性二名も驚く手際の良さで宴会の準備は進行していきます。伝統の洋風鍋をメインに皆様持ち寄りの手料理が並んだテーブルは豪華そのもの。震えながらカップラーメンをすする上述二名にはまぶしく写ったでしょう。 ごめんねー。ビールで乾杯の後は、やっぱり熱燗。寒い日には、これが一番です。普段山行の途中で飲むことはありませんが、たまにはこういうのもいいですね。共に登った仲間と、わいわいがやがやの宴会は楽しいものです。
全てを食べつくし下山するころには、ちょうどいいくらいに厚い雲が切れだし、周りの山々が姿を出してきました。
対面には雲海に浮かぶ、なんか日本のマチュピチュ、竹田城のような綺麗な景色。樹氷の如く白く輝くススキに何度もカメラを向けながら軽やかに下山していくメンバー達。御馳走たらふく食べた皆さん、元気、元気、足取りも軽やかでした。
途中 東屋の前に「みょうが甘酢漬」「柚子ジャム」、「梅ジャム」が300円などの値が付けられ発泡スチロールに並べて売られていました。最後はJR 谷峨駅(170M)で解散。楽しくて美味しかった。鍋山行は今回も大盛況でおしまい。
最後に上原さんの句を紹介。
【初雪を 払いて登る 大野山】 【丸まりて 動かぬ猫見て 暖まる】
皆様ありがとうございました。(桐畑)
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