2018.10.5~6 紅葉の安達太良連峰 鬼面山~箕輪山
2018.10.5~6 紅葉の安達太良連峰 鬼面山~箕輪山
期 日:2018.10.5~6
参加者:福井(L)、佐藤達、堤、松尾、三戸、吉岡、渡辺綺、今岡(記)
タイム:
10月5日 東京駅6:12-福島駅7:44-8:00西口タクシー–8:30野地温泉ホテルー9:00野地温泉登山口―10:00鬼面山山頂10:10-11:52箕輪山山頂 昼食12:35―14:17鬼面山山頂14:25-15:25野地温泉ホテル
10月6日 8:15野地温泉ホテルー9:10土湯峠(ここから昨日と同じコース)―10:25鬼面山―11:32箕輪山山頂 昼食12:15-12:30笹平分岐―13:20沢(一本目)―14:20霜降分岐(廃コースとなった霜降の滝)―14:48僧悟台―16:00塩沢スキー場
10月5日
天気予報の雨マークに一週間振り回され、紅葉の情報もはっきりしない2つの懸念を持ったまま山行がはじまりました。新幹線通勤の多さに平日だと思い出しました。沿線の田は、かなり黄金色になっていました。郡山に近ずくにつれまさかの日差しに山行への期待が膨らみます。
野地温泉ホテルに荷物を預け野地温泉登山口から入ります。なだらかな稜線をたどります。天気は回復し青空も出てきました。一つ目の懸念解消です。鬼面山の山頂は、すっかりガスが立ち込め見晴のない中で休憩です。鬼面山を下り箕輪山を登る途中で振り返ります。なんと錦の絨毯が敷き詰められていました。素晴らしい紅葉に、山が染められていました。これで2つ目の懸念も解消です。鬼面山と箕輪山との間は、ぬかるんでいるとの情報でしたが、滑る事に気をつけながら進みました。箕輪山山頂は、オベリスクのような岩があり、風がとても強かったので、そこは避けて笹を風よけにして昼食をとりました。地図にある三角点は探したもののネット上にあった情報と同じで見つかりませんでした。探した方向をもう少し下がったところのようです。
鬼面山までの下りでは、ナナカマドの赤いみを、紅葉を背景に写真に収めるなどして楽しみながら進みました。山頂に着くとガスがわき斜面の紅葉はすっかりきえました。野地温泉ホテル到着後は、温泉三昧です。野地温泉は2015年、2016年温泉ランク一位を取った名湯です。檜風呂、露天風呂、大浴場と五種類楽しめます。湯の花が岩になっていていかにも効き目がありそうです。夕食も『お品書き』がつく懐石料理、黒毛和牛のすき焼きをプラスして、13000円は平日ならではのお得感です。
食後翌日の山行会議をしました。吾妻山の噴火警戒レベルが2に引き上げ、9月5日より磐梯吾妻スカイラインが通行止めでコースが取りにくかったです。
10月6日
快晴の中、新野地温泉登山口から入ります。思ったより急登で、朝湯につかった足にはこたえます。藪を抜けると、鬼面山と箕輪山が並んだ気持ちの良い景色がひろがります。鬼面山の下りの見晴の良い所からは、両山の斜面の紅葉が一度に楽しめます。日の光を浴び笹までも美しく、所々の松が紅葉にアクセントを付けています。紅葉を仰ぎ見て、振り返って溜息をつき、やがて自分の身をその中に置く幸せに浸ります。
休日ですので、箕輪山山頂の人出も多かったです。山頂からは360度の大展望を楽しみました。蔵王連峰、吾妻連峰、飯豊連峰、磐梯山、猪苗代湖が望めます。
箕輪山より下った笹平分岐には『下草刈り、枝切りは自然保護のためしていません。』の看板あり。途中、沢で美味しい水が飲めました。笹平分岐から塩沢スキー場までを繋ぐなだらかな道の途中から僧悟台と呼ばれます。名前は仏教と関係ありません。紅葉を楽しみながら下ります。黄葉は日光で黄金色に、燃えるような紅葉は息を呑むようです。三本目の沢は雨続きで水量が多かったです。架かっている橋は、作りがいい加減で途中から足の置き場に困りました。ドキドキものでした。なだらかなため、なかなか下れませんでした。道は庭園のように枯れ松葉が敷かれたところ、落ち葉を踏んで行くところ、出口近くは栗のいがが一面にあり楽しめます。塩沢スキー場で待っていたタクシーで福島駅まで。新幹線を待つ間にそば屋で打ち上げしました。日程・ホテルと細やかに心配りをしてくださった福井リーダーに感謝の乾杯をしました。ありがとう。
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