2018.7.17~18 暑い、暑い・・・三大急登・黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳2967m
暑い、暑い・・・三大急登・黒戸尾根から 甲斐駒ヶ岳2967m
●日 時:2018年7月17(火)~18(水)日
●参加者:吉岡(L)、渡邊(美)記、蔦記
●行 程:
17日:8:54小淵沢着 タクシーにて尾白渓谷駐車場 9:40着 竹宇駒ケ岳神社(770m)9:51→黒戸尾根登山口10:08→笹ノ平分岐12:22→刃渡り14:14→刀利天狗14:50→五合目15:40→屏風岩15:58→七丈第一小屋(2370m)到着17:01
18日:七丈小屋出発5:51→大きな石碑6:47→駒ケ岳神社奥社8:23→駒ケ岳頂上(2967m)8:30→8:45下山開始→魔利支天9:37→六万石への分岐10:03→駒津峰(泉水峠への分岐)10:53→北沢峠(2030m)12:46 13:30広河原行バス、広河原より甲府行に乗換 甲府16:30着
●記録・感想:
日本三大急登の黒戸尾根から甲斐駒へ。七丈小屋まで6時間~7時間の上り、当日の甲府市の気温は39度・・・。バテないか、綾乃さん、美智子さんの足を引っ張るのではないか…不安で一杯でした。タクシーが登山口に到着すると、思わず深呼吸をしてタクシーを降りました。いよいよです。こんなに緊張したスタートは初めてです。
竹宇駒ケ岳神社で登山の無事をお願いし、尾白川の釣り橋を渡ったら登山口です。うっそうとした樹林帯は空気の動く気配が全くありません。いきなりの急な登りを黒戸尾根経験者の美智子さんを先頭にゆっくりと登ります。汗が吹き出してくるのが分かります。登り始めて30分弱で水分補給と休憩、これから先頻回に休憩をとることになりました。
灌木帯に変わり一面笹原が広がる笹ノ平に到着。ここも、空気の流れは感じられず暑さは変わらず、緩やかな登りでほっと一息ついたのも束の間、長い八丁登りが始まりました。時々、切り落ちた谷からの涼風やところどころに置かれた祠が元気づけてくれました。刀利天狗をようやく過ぎ、苔むしたダテカンバの中の登りから岩稜帯に変わり、休み休み登りますが大きな岩場では足が上がらず力が入りません。五合目小屋跡をぬけると垂直のはしごが現れ、ここから、はしご、鎖場の連続で、高度を上げていき、最後に足場の危ういつり橋を渡り、はしごを登ると第二七丈小屋の前にやっとでました。17:01なんと7時間弱の上りでした。
追:黒戸尾根は駒ケ岳山頂の竹宇駒ケ岳神社の奥社への参道。苔むした祠、銅剣等が点在していた
18日 晴れ
4:30起床、5:51出発。今日もいいお天気。暑くなりそうだ。梯子を2つ登るとテンバがあった。鳳凰三山や富士山の眺めが素晴らしい。次来る時はテントもいいな♪などと無謀なことを思ってしまった。日差しも強く暑いが、昨日に比べたらなーんてことはない。ハイマツ帯を抜けると鎖あり、梯子ありの岩場の登りが始まった。ゆっくり登っていると後ろからトレラン風の若者(男性)が来た。黒戸尾根を日帰りでピストンだそうだ。この暑さの中、凄いなあと思っていると今度は女性が走ってきた。
この女性は山岳ドクターらしい。この二人には私たちが頂上に到着する前にもう一度出会うことになる(速い)甲斐駒ヶ岳の頂上が見えてきた。後もう少し。やっと分岐に到着、『あと5分』の看板に安堵し頂上についた。360度の素晴らしい展望に疲れが吹き飛ぶ。
しばし休憩をとり次の目的地摩利支天に向かう。前回寄ることができなかったので、リーダーにお願いして計画に追加してもらった。念願の摩利支天にも立つ事が出来、下りに入ると北沢峠からの登山者がぞくぞくと登ってきていた。下山のルートは、駒津峰から二子山経由を選択した。下山だけれども、3つのピークを踏まなければならない。まずは、駒津峰到着。ここからは甲斐駒の雄姿が素晴らしい。休憩後、二子山の2つピークを踏み、北沢峠へ下るだけになった。バスの時間があるので少々急ぎ足。無事、12:46北沢峠についた。甲府駅でお蕎麦と生ビールを頂きお疲れ様。暑―い暑―い2日間でした。
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