品川山の会”さんかくてん” WEBマガジン

2018.8.10~11 平ヶ岳でも雨に打たれました

平ヶ岳でも雨に打たれました

期 日:2018.8.10~11
参加者:L佐藤、SL堤、松平、松尾佳、上野、得津
タイム:
8月10日 9:20会津高原尾瀬口駅集合 ジャンボタクシー(発)9:40—11:35鷹巣平ヶ岳登山口11:50出発—12:04沢:水補給—急登の尾根ロープ多数—15:45下台倉山—17:03台倉山—17:17台倉清水 ツェルト【泊】 18:30頃より雷雨が強くなる
8月11日 3:30頃まで断続的に強い雷雨 4:00起床 5:30出発—池ノ岳(姫ノ池)8
:05—8:45平ヶ岳山頂9:15—9:46池ノ岳—10:37白沢清水10:56—11:31台倉清水(ツェルト撤収他)12:30—12:45台倉山—13:39下台倉山—14:12鷹巣平ヶ岳登山口(発)14:20—ジャンボタクシー15:55会津高原尾瀬口駅16:10 特急リバティ会津 浅草(着)21:15 解散

関西から上京した得津さんと話すべく男性3名は一足先に鬼怒川温泉で一泊し、のんびり湯につかり旨いものを食べて翌朝会津高原尾瀬口で合流する計画でしたが、台風13号が9日に関東上陸との予報から山行を9~10日の予定をずらし10~11日にしました。結果、綾乃さんと蔦さんは参加できなくなり、松尾さんが参加できることになりました。綾乃さんと蔦さんは超不便な平ヶ岳登山に強いい意欲を持っていただけに残念な思いでしょう。台風は9日に犬吠埼をかすめ、どうやら男性3名鬼怒川温泉にたどり着き、予定の温泉と美食を楽しんだのですが、今度は湯疲れでの登山です。口々にやっぱり温泉は帰りが良いとの話でした。

8月10日 温泉組と早朝列車組は会津高原尾瀬口駅に全員集合しました。ジャンボタクシーで点在する集落を通過し檜枝岐村の村歌舞伎を準備する街並みを過ぎ、車は延々と1時間30分ほど林道を走りました。そしてタクシー代精算の段になると、得津さんがお尻のポケットを探り、財布がないと焦り始めました。40分程前檜枝岐村手前の公衆トイレに財布を置き忘れたと動揺しています。カード・社員証・現金などなどで山行どころではないとの事。ケータイ電波は通じません。ところが今まで一軒の家もない林道にログハウス風の食堂が一軒ぽっんとあり、営業している様子。早速とびこんで主人に事情を話すと衛星電話で公衆トイレ近くの観光施設に連絡。施設の人が車でトイレを確認に走り、無事に財布があることを確認し保管してくれるとの事。皆様のお陰で財布が見つかり、山行をすることが出来ました。それにしても6月から11月までしか開通しない林道に店があり、そしてあの人の多い公衆トイレに財布があったこと。人の親切に感謝のスタートです。


登山口から順調に急登を一気に下台倉山まで750mの急登をですが、その間数えきれないほどロープが張ってあり帰路は大変だろうなと皆々しやべっています。急登は蒸し暑く大汗で登ります。1400m付近で私の左足のふくらはぎが攣り始め、いたわりながら下台倉山の道標につきました。初めて飲んだツムラ68でした。やっぱり運動不足と大汗が原因でしょう。他のメンバーは汗をかきながらも快調です。下台倉山で休憩の後は会長に今日の【泊】予定地へ小さいピークのアップダウンを繰り返しながら向かいます。徐々に雲が厚くなってくるのが気になりました。17時過ぎに台倉清水に到着、結構あっちこっちにテントスペースになりそうな空き地があります。かなり多くの登山者が利用したことが伺えます。早速水汲みに沢筋の藪を50m程下ります。沢はちょろちょろとやや汚れた水がながれています。皆で漸く15リッターほど汲みます。北海道で役立った浄水器が再び役立ち濾過できました。水汲み、ツェルトを張り終え、18:30頃食事の準備を始める頃、やはり雨が断続的に降り始めました。各自、共同のガスコンロの湯でインスタント食品を加工し、各自のツェルトで寂しくめいめいで夕食をとりました。雨は強く、雷もなり始め各自ツェルトの潜って眠りにつきます。雨は夜中、断続的に強く激しく降りました。ツェルトの中も上から雨がぼたぼた落ちてきます。足元にナイロンシート、ポンチョを身体の上に掛け、登山靴は履いたまま横になりました。眠られるはずもなく、雨の強い音を聞きながら朝を待ちます。夜半、何回か外にでるとツェルトに時折、光がつきます。皆さんも同じ悲惨な状態だと感じます。

8月11日  4時前に雨は小降りになってきました。雨は止んでくるとの判断から、9時まで止まなかったら引き返すとの判断から平ヶ岳へ向かって出発する事にします。
起きだした皆さんのうち何故か上野さんを除いた他のメンバーは全身ずぶ濡れ、松平さんは池のようになった水溜りの中にツェルトがありました。お湯を沸かし、皆さんなんとか朝食をとり、ツェルトをそのままにして出発しました。雨は止んではいるものの時折、小雨の降る状態でした。白沢清水までは木道が散在し、平坦な道、白沢清水でやや下った後、池ノ岳への急な登りになり、灌木帯を進むと、突如開けて美しい池塘が目に飛び込んできました。池ノ岳山頂にある姫ノ池です。雨も止みました。展望はないものの緑の草原と静かな池塘の水面にここまでこられたとの思いです。


平ヶ岳は一旦少し下り、登り返すと草原の中に山頂はありました。熱いお茶を飲み、記念撮影をしてから帰路につきます。池ノ岳から白沢清水戻る途中で数名の日帰り登山者に会います。皆さん雨の中5時ごろ出発し、往復するとの事です。コースタイム13時間の往復、休憩を入れると何時ごろ登山口に戻れるのでしょうか。
台倉清水に戻り、悲惨な状態で濡れた衣類、ツェルト等を無差別にザックに詰め込み出発しました。皆さん夜はほとんど眠られなかったのに元気な足取りです。さすがベテランの皆さんです。

だんだん晴れて来て今度は暑いのを恨めしく思う下山路です。下山の急峻な場所にはロープが瀬ってしてあります。得津さんの話によると二十数か所もあるとの事で、ロープの数を数えながらの下りです。いささか嫌になる下りでした。16時過ぎに登山口に戻り、待っていたジャンボタクシーで会津高原尾瀬口へ向かいました。得津さんの忘れ物も無事手元に戻り、念願の平ヶ岳にも何とか登ることができました。
帰宅してからの全ての濡れた装備の先ずは雨でこびり付いた大量の砕けた枯葉の除去から始まり一日仕事の整理でした。(佐藤 達夫)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です