2019.1.5 新春の谷川岳(天神尾根からトマの耳往復)

新春の谷川岳(天神尾根からトマの耳往復)

・日時  2019年1月5日(土)
・参加者 L横山、飯島、桐畑、木口(めぐろ山岳会)、桑村、吉岡、福井、安達、清水(9名)
・往路 (1)上野駅5:43~(ローカル組)~7:29高崎駅 (2)東京駅6:36(新幹線組)~7:36高崎
※高崎駅7:45~8:50水上駅9:00~9:20ベースプラザ9:40~
・コースタイム 天神平10:00~11:15熊穴沢避難小屋11:30~(天神尾根)~12:15天狗の留まり場~13:26肩の小屋13:40~谷川岳山頂(トマ13:57)~肩の小屋14:00~14:10~(天神尾根)~14:58熊穴沢避難小屋15:27~16:20天神平16:25~16:40ベースプラザ【行動時間約6時間20分】
・復 路  天神平16:25~16:40ベースプラザ17:03~(バス)~17:26水上駅17:44~(上越線ローカル)~18:48高崎駅19:07~(UTライン)~21:11品川駅

1月5日(土)恒例の新春谷川岳に行った。昨年は悪天のため中止、一昨年は強風のため途中の熊穴沢の避難小屋で撤退。今年はと気持ちを新たに谷川岳に臨んだ。事前の天気予報は芳しくなく年末年始の大雪情報を流していた。(ちなみに平成28年1月3日は快晴無風、春山気分の登頂であった)

高崎駅で参加者全員と顔を合わせる。土曜日なのに登山客の姿は見られずザックを持っているのは我々だけ、やはり天候なのか。8時50分水上駅に定刻に到着。※9時ちょうど発のバスに乗り込む。(※水上駅前観光案内所で路線バスと谷川岳ロープウェイセット割引乗車券を購入する。案内所は9時から、ドアをトントンするも反応なし。諦めたころ担当の女性が現れる。バスの運転手に事柄を話し発車を遅らせて頂く)所定3,560円が⇒3,050円。△510円お得!正月そうそうラッキー!

9時40分谷川岳ロープウェイ土合口で身支度を済ませ乗車。10:00天神平から登山開始。オーダーは木口、桐畑、飯島、清水の女性陣が続く。飯島さんは3年振り(ピーカンの谷川以来)。膝の手術以来の冬山である。

スキー場右の登山ルートに入るがトレースは数パーティが入山しているらしくしっかりしている。訓練の要素も含めアイゼン無ししスタートする。先行者のトレースを拾い熊穴沢の手前まで歩を進めるが、クライムダウンの場所ではアイゼンを装着する。全員の足並みが揃っているのでスムーズに進む。熊穴沢の避難小屋(途中で出会ったパーティが入り口の雪を掻きだして頂いていた)で小休止。11時30分天神尾根に取り付く。12時15分天狗の留まり場を通過、(この当たりからホワイトアウト状況が続く)沼田山岳会が設置している赤旗をたよりに登行する。天神尾根に出るとさすが上越谷川岳、強風で若干歩が止まる。13時25分肩の小屋付近。ホワイトアウト状態。沼田山岳会のメンバー(男性2名女性1名)はここから下山するので谷川岳山頂まで赤旗を立てて頂きたいと篠竹10本依頼される。
(本来は年末に赤旗を設置するらしいが今年は年末年始の降雪のため1/5になったらしいが、今日は厳しいのでここから下山するとのこと)

肩の小屋で一息入れオキの耳に向かうが、天候が良ければ山頂まで数分の距離であるが、厳冬期の谷川岳、ホワイトアウト・数メートル先も分からない状況。ルートを確認しながら10本の赤旗を立て無事山頂へ、赤旗のお陰で登頂できた。アリバイを撮りいざ下山。エエ~先ほどの赤旗が見えない??  ほんの数十メートル先も見えないホワイトアウト!

肩の小屋は見事なエビのしっぽの樹氷(小屋氷)になっており厳冬期の氷の芸術を見せていた。下山ルートも強風によりトレースはかき消されホワイトアウト状態のまま熊穴沢の避難小屋まで歩を進める。16時20分天神平に到着。17時44分の水上駅発のローカルに乗り込み。高崎駅でUTラインに乗車し帰京する。(横山)

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